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鼻血にまつわる民間療法

鼻血の止め方、間違って覚えている人多いです

鼻血がよく出るという人は案外多く、朝起きたら枕が血で染まっている・・・という恐ろしい状況で目覚める方もいます。
昔は鼻血を止める時には上を向き、首の後ろを手でトントンと叩く、なんて聞きましたし、安静にするために横になれなんていわれてそのまま横になったりしました。
しかしこの方法、現代では「しない方法」です。

上を向くことで血液がのどに流れてしまい、血液が固まると窒息のリスクもあります。
胃の中で血液が固まると気持ちが悪くなって吐いてしまうこともあります。
正しい鼻血の止め方を理解しておくことで、お子さんなどにも対応できますので、しっかりと鼻血の止め方を知っておきましょう。

正しい鼻血の止め方は「考える人のポーズ」がベスト

鼻血を止める時には、鼻の奥にガーゼなどを詰めて、小鼻辺りをつまみます。
この状態のまま少し「うつむいた」状態で15分ほど動かないようにします。
横になったり、上を向くのではなく、「考える人のポーズ」と同じようなイメージでじっとします。

この姿勢でいる事で通常、ほとんどの鼻血は止まるといわれています。
小鼻を抑えて下にうつむくことで、血液がのどの方に流れ込むこともありませんし、毛細血管を圧迫することによって鼻血が止まります。

但し、鼻血が出た理由によってはこの方法で止まらないこともあります。
例えばスポーツをしていて何かにぶつかったりして鼻血が出たという場合や、交通事故でぶつけたという場合、また病気によっても鼻血が出ることがあり、その場合この方法で止まらないことも多いのです。

この考える人のポーズで鼻血が止まらないという場合、しっかりと病院に行って鼻血が止まらない理由を突き止めることが大切です。

鼻血のほとんどが一過性のもの

鼻血は多くの方が経験していますし、特にお子さんはよく鼻血を出します。
鼻をほじってしまって鼻血が出るということもありますし、強く鼻をかみすぎて鼻血が出ることもあります。

ただ正しい方法で出血が止まる鼻血に関しては、ほとんどが一過性のもので、心配ないものです。
大量に出血した、止まらない、継続的に出ているという場合、別の病気やけがが元になって鼻血となっていることもあるので、必ず病院で原因を突き止めてください。

鼻血はなぜ出るのか

鼻血の出血の多くは、鼻の入り口付近のキーゼルバッハと呼ばれる毛細血管の通り道から出るものと、鼻の奥の動脈から出ているものがあります。

通常、鼻血の8割から9割近くがキーゼルバッハからの出血で、鼻の入口から1、2cm位のところにある毛細血管がたくさん通る薄い粘膜部分から出血しています。
鼻の入口ということで、刺激されることが多いということで、出血しやすくなります。
キーゼルバッハからの出血は、下にうつむき小鼻を強くつまみ静止するという方法でほとんどが止まります。

1割から2割程度の方に、鼻の奥にある太い動脈が切れることによる鼻血があります。
動脈は毛細血管よりも太く、また血液量も多いので一旦切れてしまうとかなりの量の鼻血になります。
自分で止める事は困難ということも多い部分です。

入院や手術などが必要となることも多いので、大量出血した後に、15分以上経過しても鼻血が止まらないという時には耳鼻咽喉科で診てもらいます。